20000アクセス記念句会
加藤鰹選
特選 神の手がイタズラをする多数決 荻田飛遊夢
秀句 人生の岐路四つ辻に石を置く 板垣孝志
秀句 白黒はついたが心受け入れず 山本 トラ夫
秀句 初恋のかたちになってゆく碁石 門脇かずお
佳句 ライバルがロダンにかわる盤の前   中前 棋人
    あるんだなー白黒つけにゃいかん時  川島 五貫
    床屋の子後ろに立ってハイポーズ 酒井 可福
   削除キーない少年の白き夢       荻田飛遊夢 
    白か黒つけてはならぬものもある    塚本一道
    ぺきぺきと音をたてたぞ芽が出るぞ   塚本純子
    ハタ目だとよく見えるのを学ぶ石   川島 五貫
    可能性という宝石ザックザク       佐藤 明美
    私メは性根の悪いガキでした      山本トラ夫
    そんなには悪くないかも なあ未来  館長

(選後評)
「印象吟とは何か」よく解っていない句が半数以上あった。
課題の画像をよく見て、そこからいかにイマジネーションを
膨らませることが出来るかが勝負となる。
つまり「囲碁」「白黒」「子供たち」を安易に詠むのだったら
画像は不要、「囲碁」という課題吟で事足りるのである。
そんな中、特選、秀句は課題に付かず離れず、巧みな
表現で「人の世」を詠っていた。



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